せつない1冊
特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
私にとっての青春の一冊。
原田康子さんの「満月」10代で出会って何度も読み返した一冊。
女性教師と過去からタイムスリップしてきたサムライの恋物語。
お互い恋心は抱いているけれど、サムライは奥方のいる身、
現代にいる間だけでも楽しんじゃえばいいのにと思うけれど
女性教師もそう器用なほうじゃない。
少しずつ心通わせていくのだけれど、サムライはついに過去に帰る日が。
別れがあまりにもせつなすぎて、読むたび涙した。
設定が札幌っていうのも、ものすごく身近に感じたし、今はもう手元にないけれど
ずっとずっと心に残る1冊です。